薬剤師で土日休みは無理?実際に可能な職種8選と年収を徹底解説【2025年最新】

転職

この記事でわかること

  • 薬剤師で土日休みが実現できる職種8選
  • 各職種の年収・働き方・メリット・デメリット
  • 病院薬剤師から企業へ転職した実体験
  • 面接で2社落ちて学んだ転職成功のコツ
  • 年収100万円アップを実現した方法

目次

  1. 薬剤師で土日休みは本当に可能?
  2. なぜ薬剤師は土日休みが難しいのか
  3. 土日休みで働ける薬剤師職種8選
  4. 年収・働き方の比較表
  5. 転職体験談:年収400万→520万円の実現まで
  6. 転職成功の5つのポイント
  7. よくある質問Q&A

薬剤師で「完全土日休み」は本当に実現できるの?

結論:実現できます。

病院や調剤薬局で働いていると、
土曜勤務は当たり前。

日曜にようやく休めても、
疲れが取れないまま月曜を迎える…。

「薬剤師でちゃんと土日が休める仕事なんて、本当にあるの?」

病院薬剤師として3年働いていた私も、ずっとそう思っていました。

でも、実際に転職してわかったことがあります。

土日休みの薬剤師の仕事は、想像以上にたくさんある

「無理だ」と思い込んでいたのは、
ただ選択肢を知らなかっただけでした。

実際に私は、病院薬剤師から企業(CRA)へ転職し、

  • 完全土日休み
  • 在宅勤務週3〜5回
  • 年収100万円以上アップ
    (残業代、ボーナスなしで350万円→450万円)

この3つを実現しました。

この記事では、
私が転職活動で徹底的に調べた
「土日休みが実現できる薬剤師職種8選」を
年収・働き方・メリット・デメリットまで全て公開します。


なぜ薬剤師は土日休みが難しいのか?【3つの理由】

理由1:地域医療インフラとしての役割

調剤薬局や病院は、
地域の医療を支える重要な役割があります。

患者さんは土曜日に来局することが多く
薬局側も土曜開局が常識化しています。

理由2:シフト制の限界

日曜や祝日は輪番制でカバーしますが
「毎週確実に土日が休める」という環境は
構造的に難しいのが現実です。

理由3:人手不足

薬剤師不足により、
一人当たりの負担が増えています。

土日に休むスタッフを
カバーする余裕がない職場も多いです。

でも、これは「薬剤師という職業の問題」ではなく、「薬局・病院という職場の構造の問題」です。

つまり、働く場所や職種を変えれば、
土日休みは十分に実現可能なんです。


土日休みで働ける薬剤師職種8選【年収・働き方を徹底比較】

私が転職活動中に徹底的に調べた職種を、実体験も交えて詳しく紹介します。

1. CRA(臨床開発モニター)|年収450万〜700万円

仕事内容: CROや製薬企業で治験がきちんと進んでいるか監視・サポートする仕事。医療機関を訪問したり、書類チェック、医師や治験担当者とのやり取りが中心です。

働き方:

  • 平日勤務、土日祝は完全休み
  • 直行直帰・在宅勤務OKの企業が多い
  • 年収:450万〜700万円
  • 残業:月20〜40時間程度

メリット:

  • 💰 薬剤師職の中では高年収
  • 📚 医療知識がしっかり活かせる
  • 🏠 働き方に柔軟性がある
  • 📈 キャリアアップしやすい

デメリット:

  • 施設訪問で月2〜3回の出張がある
  • 医療機関とのコミュニケーション能力が必須
  • 未経験だと最初は覚えることが多い

こんな人に向いてる:

✔ 人と話すのが得意
✔ 臨機応変に対応できる
✔ 年収アップとキャリアアップを両立したい

私の体験談: 今CRAとして働いていますが、
月に2〜3回施設訪問がある以外はほとんど在宅勤務。

土日は完全に休めて、
大切な人との予定を立てやすくなりました。

年収も病院時代より100万円以上
アップしたので、
正直かなり満足しています。

💡 CRAへの転職を成功させるポイント:

  • 職務経歴書で「チーム医療経験」を強調
  • 「なぜ治験に興味を持ったか」を明確に
  • GCP(医薬品の臨床試験の実施の基準)の基礎知識を学んでおく

2. CRC(治験コーディネーター)|年収400万〜500万円

仕事内容: 病院や治験施設で、治験がスムーズに進むようサポート。医師と患者さん(被験者)の間に入ってスケジュール調整や説明を行います。

働き方:

  • ほとんどの職場で平日勤務、土日祝休み
  • 年収:400万〜500万円
  • まれに土曜出勤がある施設も

メリット:

  • 🔰 未経験でもチャレンジしやすい
  • 👥 患者さんと直接関わる機会がある
  • 🏥 医療現場の雰囲気を残せる

デメリット:

  • CRAと比べると年収は控えめ
  • 被験者対応で急な対応が必要なときがある
  • 病院勤務だと土曜出勤の可能性

こんな人に向いてる:

✔ 患者さんとのコミュニケーションが好き
✔ 医療現場の雰囲気を残したい
✔ 未経験から企業転職したい

💡 CRCへの転職を成功させるポイント:

  • 患者対応経験を具体的にアピール
  • SMO(治験施設支援機関)とCRO(開発業務受託機関)の違いを理解
  • 「患者さんに寄り添う姿勢」を面接で伝える

3. DI(医薬品情報管理)|年収400万〜600万円

仕事内容: 製薬企業や医療機関で、医療者からの問い合わせ対応や医薬品情報の管理を行う内勤職。

働き方:

  • 完全土日祝休み
  • 年収:400万〜600万円
  • 残業:月10〜30時間程度

メリット:

  • 🪑 完全内勤で体が楽
  • 📖 専門知識が深まる
  • ⏰ 勤務時間が安定

デメリット:

  • 在宅勤務は企業次第
  • 同じような質問が続くことがある
  • 求人数が少ない

こんな人に向いてる:

✔ 調べ物が好き
✔ 内勤希望
✔ 医薬品の知識を深めたい

💡 DIへの転職を成功させるポイント:

  • 添付文書の読解力をアピール
  • インタビューフォームの活用経験を伝える
  • 「正確性」と「迅速性」のバランス感覚を強調

4. 学術・メディカルアフェアーズ|年収500万〜800万円

仕事内容: 製薬企業で医療従事者向けに学術情報を提供したり、医学的な問い合わせに対応する専門職。

働き方:

  • 完全土日祝休み
  • 年収:500万〜800万円
  • 経験者優遇が多い

メリット:

  • 🎓 専門性が高くてやりがいがある
  • 💰 高年収が狙える
  • 📄 医学論文を読む機会が多い

デメリット:

  • 未経験からの転職はハードルが高い
  • 英語力が求められることが多い
  • 学会参加で土日出勤することも

こんな人に向いてる:

✔ 学術的な知識を深めたい
✔ 英語論文が読める
✔ 専門性の高い仕事がしたい

💡 学術職への転職を成功させるポイント:

  • 論文抄読会の経験をアピール
  • TOEIC700点以上が目安(企業による)
  • 「エビデンスに基づく情報提供」の姿勢を強調

5. コールセンター(くすり相談室)|年収300万〜450万円

仕事内容: 製薬会社や委託会社で、電話での問い合わせに対応する仕事。

働き方:

  • 完全週休2日、土日祝休み
  • 年収:300万〜450万円
  • マニュアルあり、未経験OK

メリット:

  • ⏰ 残業が少ない
  • 🔰 未経験でも始めやすい
  • 🪑 完全内勤

デメリット:

  • 年収は他職種より低め
  • 似た問い合わせが続くことがある
  • キャリアアップの道が限られる

こんな人に向いてる:

✔ ワークライフバランス重視
✔ まずは土日休みを優先したい
✔ 安定した環境で働きたい

💡 コールセンターへの転職を成功させるポイント:

  • 服薬指導経験を「対応力」としてアピール
  • 「傾聴力」と「共感力」を強調
  • マニュアル対応と臨機応変な対応のバランス感覚

6. 品質管理・品質保証(QC/QA)|年収400万〜600万円

仕事内容: 製薬工場で製品検査や書類作成、記録管理をする仕事。

働き方:

  • 完全土日祝休み、定時退社しやすい
  • 年収:400万〜600万円
  • 勤務地が工場に限られる

メリット:

  • ⏰ 定時で帰りやすい
  • 📋 ルーチンワーク中心で安定
  • ✅ 土日祝は絶対休める

デメリット:

  • 工場のある地域でしか働けない
  • 求人数が少ない
  • ルーチンが苦手な人には向かない

こんな人に向いてる:

✔ コツコツ作業が好き
✔ 工場勤務に抵抗ない
✔ 安定重視

私の体験談: 通勤できる範囲に工場がなくて諦めましたが、条件的にはかなり魅力的でした。地方在住で近くに工場がある人には本当におすすめです。

💡 QC/QAへの転職を成功させるポイント:

  • GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)の知識
  • 「正確性」と「細かい作業への集中力」をアピール
  • 調剤業務での「ダブルチェック経験」を強調

7. 公務員薬剤師・厚労省関連|年収350万〜550万円

仕事内容: 保健所・行政機関・麻薬取締部などで働く公務員。

働き方:

  • 完全土日祝休み
  • 年収:350万〜550万円(公務員給与表)
  • 福利厚生が手厚い

メリット:

  • 🏛️ 残業少なめで安定
  • 💼 福利厚生がしっかり
  • 🌍 社会貢献性が高い

デメリット:

  • 求人がめちゃくちゃ少ない
  • 競争率が高い
  • 採用試験あり(年齢制限も)

こんな人に向いてる:

✔ 安定志向
✔ 社会貢献したい
✔ 公務員キャリアに興味がある

💡 公務員薬剤師になるポイント:

  • 各自治体の採用試験情報を定期的にチェック
  • 年齢制限(多くは35歳未満)に注意
  • 「公衆衛生への関心」を明確に

8. 医療機器メーカー(クリニカルスペシャリスト)|年収450万〜700万円

仕事内容: 医療機器メーカーで、製品の説明や技術サポートをする仕事。

働き方:

  • 基本的に土日祝休み
  • 緊急対応で休日出勤の可能性
  • 年収:450万〜700万円

メリット:

  • 🏥 医療知識が活かせる
  • 🆕 新しい分野にチャレンジできる
  • 🚗 外出機会が多い

デメリット:

  • 医療機器の知識を一から学ぶ必要
  • 緊急対応で休日出勤あり
  • 出張が多い企業も

こんな人に向いてる:

✔ 新しい分野にチャレンジしたい
✔ 機械やデバイスに興味がある
✔ 外勤と内勤のバランスが欲しい

💡 医療機器メーカーへの転職を成功させるポイント:

  • 医療機器への興味・関心を明確に
  • 「患者さんの治療に貢献したい」という視点
  • 営業的な要素もあるため、コミュニケーション能力重視

【一目でわかる】年収・働き方の比較表

職種年収目安土日休み在宅勤務未経験OK度おすすめ度
CRA450〜700万円○〜◎⭐⭐⭐⭐⭐
CRC350〜500万円⭐⭐⭐⭐
DI400〜600万円△〜○⭐⭐⭐⭐
学術・MA500〜800万円×⭐⭐⭐⭐⭐
コールセンター300〜450万円⭐⭐⭐
QC/QA400〜600万円×⭐⭐⭐⭐
公務員350〜550万円×⭐⭐⭐
医療機器450〜700万円⭐⭐⭐⭐

※◎=ほぼ確実、○=多い、△=企業による、×=少ない

職種選びの優先順位マトリクス

年収重視なら: CRA > 学術・MA > 医療機器 > DI
ワークライフバランス重視なら: QC/QA > コールセンター > DI > 公務員
未経験からの転職しやすさ: CRC > コールセンター > CRA > DI
在宅勤務希望なら: CRA > 学術・MA > DI


【実体験】病院薬剤師から企業へ|年収350万→450万円の転職ストーリー

新卒で病院薬剤師として3年働きました。

最初は「薬剤師として働けて幸せ」と
思っていたんですが、だんだんと
「このままでいいのかな」という
気持ちが強くなっていきました。

転職を決意した「3つの決定打」

決定打1:友人との集まりに3回連続で欠席 土曜出勤や当番と重なって、どうしても参加できませんでした。3回目に断ったとき、友達から「なしこ、大丈夫?」って心配されて、「このままじゃダメだ」って本気で思いました。

決定打2:毎週日曜の夜の憂鬱 「明日また仕事か…」って思いながら過ごす日曜の夜。この憂鬱な気持ちを一生続けるのは無理だと感じました。

決定打3:将来の結婚・子育てへの不安 このままの働き方で結婚・子育てができるのか。現実的に考えると、かなり厳しいと感じました。

「もっと楽に生きたい」 そう思って、転職活動を始めました。


転職活動の全フロー【準備から内定まで2ヶ月】

【STEP1】情報収集期間(1か月目)

まずは徹底的に情報収集しました。

やったこと:

  • 転職サイトに登録(マイナビ薬剤師、ファルマスタッフなど)
  • どんな職種があるか調べまくる
  • 自分の優先順位を明確にする
  • 職務経歴書を作成

最終的にマイナビ薬剤師
メインで使うことに決めました。

マイナビ薬剤師を選んだ4つの理由:

  1. 企業求人が豊富
  2. 担当者が企業転職に詳しい
  3. 面接対策が手厚い
  4. レスポンスが早い

【STEP2】応募・選考期間(2ヶ月目)

応募:10社

  • CRA:4社
  • CRC:3社
  • DI:1社
  • コールセンター:2社

書類選考:

  • 全社通過!!

エージェントさんに添削していただいたので
なんと書類全部通過しました。

面接:3社受けて1社内定、2社不採用

正直、面接では苦戦しました。

面接で必ず聞かれた5つの質問:

  1. 転職理由、企業の志望理由
  2. なぜこの職種(CRA/CRC)を選んだのか?
  3. 企業で何ができると思うか?
  4. チームで働いた経験は?
  5. 急な変更があったときどう対応する?

特に「なぜ病院を辞めるのか?」の質問、
答え方が難しかったです。

NG回答例:「土日休みたいからです」
OK回答例:「医療の上流である治験に関わり、より多くの患者さんに貢献したいと考えました。病院では目の前の患者さんへの対応が中心でしたが、治験を通じて新薬開発に携わることで、より広い視野で医療に貢献できると考えています」

エージェントさんと模擬面接を3回やって、
ようやく自信を持って答えられるようになりました。

落ちた2社の理由(推測):

  • 1社目:「企業で何がしたいか」が明確に伝えられなかった
  • 2社目:その企業を志望する理由が浅かった

落ちたときはへこみましたが、
「次は絶対受かる」って気持ちで切り替えました。

【STEP3】内定〜入社(3ヶ月目)

第一希望だったCRAで内定をもらえたときは、
本当に嬉しかったです。

その後の流れ:

  1. 内定通知(面接から1週間後)
  2. 条件面談(年収、入社日の調整)
  3. 退職交渉
  4. 入社(内定から3ヶ月後)


転職後の変化:Before→After

項目病院時代(Before)企業転職後(After)変化
年収350万円450万円+100万円
土日休み月3~4回毎週完全休み
残業月30時間月10~20時間-10時間
在宅勤務なし週3~5回週10時間の通勤削減
有給消化率30%80%+50%

精神面の変化:

  • 日曜の夜に憂鬱にならなくなった
  • 友達や家族との時間が増えた
  • 趣味(ヨガ・読書)を再開できた
  • 「人生の主導権」を取り戻せた感覚

転職して本当によかったです。 人生の質が明らかに上がりました。


転職成功の5つのポイント【面接2社落ちて学んだこと】

ポイント1:職務経歴書は「成果」で語る

ダメな例: 「調剤業務を担当していました」

良い例: 「月間500枚の処方箋を正確に調剤し、調剤過誤ゼロを3年間継続。疑義照会を通じて医師との信頼関係を構築し、月平均10件の処方提案を行いました」

ポイント: 具体的な数字と成果を入れる


ポイント2:「なぜ企業なのか」を明確に

面接官が一番知りたいのは
「なぜ病院・薬局ではなく、企業なのか」です。

伝えるべき3つの要素:

  1. 現職で得た経験・スキル
  2. なぜ企業で活かしたいのか
  3. 具体的にどう貢献できるか

ポイント3:エージェントを最大限活用する

エージェントができること:

  • 📝 職務経歴書の添削
  • 🗣️ 模擬面接(何度でも)
  • 💰 年収交渉の代行
  • 📅 退職交渉のサポート
  • 📊 企業の内部情報の提供

一人で転職活動するより、成功率が10倍違います。


ポイント4:自分の「譲れない条件」を決める

全ての条件を満たす求人はほぼありません。

私の優先順位:

  1. 🥇 土日休み(絶対条件)
  2. 🥈 年収アップ(できれば。下げたくはない。)
  3. 🥉 在宅勤務(あればラッキー)

この優先順位を決めておくと、求人選びがスムーズになります。


ポイント5:諦めずに続ける

私も2社落ちましたが、諦めずに続けたから今があります。

1社落ちたくらいで諦めないでください。

転職活動は「ご縁」の要素も大きいです。
落ちたのは「タイミングが合わなかっただけ」と割り切りましょう

よくある質問Q&A【転職の不安を解消】

Q1. 未経験でも本当に企業転職できますか?

A. できます。私も完全未経験でした。

CRCやコールセンターは未経験OKの求人が多いです。

CRAは少しハードルが高いですが、
病院での経験を「チーム医療」
「医師とのコミュニケーション」として
言語化できれば十分チャレンジ可能です。

未経験からの転職成功率:

  • CRC:70〜80%
  • コールセンター:80〜90%
  • CRA:40〜50%
  • DI:50〜60%

Q2. 年収は下がりますか?

A. 職種と現在の年収次第です。

年収アップが期待できる職種:

  • CRA:病院より100〜150万円アップも
  • 学術・MA:経験者なら200万円アップも
  • 医療機器:50〜100万円アップが多い

横ばい〜やや下がる可能性がある職種:

  • CRC:±0〜-50万円
  • コールセンター:-50〜-100万円
  • QC/QA:±0〜+50万円

Q3. 転職活動はどれくらいかかりますか?

A. 平均3〜6ヶ月です。

私の場合:

  • 情報収集:1ヶ月
  • 応募〜内定:2ヶ月
  • 合計:3ヶ月

転職活動の期間を短縮するコツ:

  1. 在職中に始める(焦らない)
  2. エージェントを複数活用
  3. 週末に面接を設定してもらう
  4. 職務経歴書を早めに完成させる

Q4. 在宅勤務は本当にできますか?

A. 職種と企業によります。

在宅勤務が多い職種:

  • CRA:週2〜3回が平均
  • 学術・MA:週2〜4回
  • DI:週1〜2回(企業による)

在宅勤務が少ない職種:

  • CRC:基本出社(病院・施設勤務のため)
  • QC/QA:出社必須(工場勤務のため)
  • コールセンター:企業による(最近は増加傾向)

Q5. 転職エージェントは本当に無料ですか?怪しくないですか?

A. 完全無料です。怪しくありません。

とても親身になってサポートしてくれます。


Q6. 働きながら転職活動はできますか?

A. できます。むしろ推奨です。

在職中に転職活動するメリット:

  • 収入が途切れない
  • 焦らず求人を選べる
  • 面接で「今も働いている」という安心感を与えられる
  • 条件交渉で強気に出られる

在職中の転職活動のコツ:

  • 有給を使って面接に行く
  • エージェントに「平日夜・土曜面接希望」と伝える
  • オンライン面接を活用する

Q7. 面接で「なぜ病院を辞めるのか」どう答えればいいですか?

A. ネガティブな理由をポジティブに変換します。

NG回答: 「土日休みたいから」「残業が多いから」「人間関係が辛いから」

OK回答例: 「病院では目の前の患者さんへの対応が中心でしたが、治験を通じて新薬開発の上流に関わることで、より多くの患者さんに貢献したいと考えました。医療現場での経験を活かしながら、新しいフィールドでキャリアを築きたいと思っています」

ポイント:

  • 現職の悪口は言わない
  • 「成長したい」「貢献したい」というポジティブな動機を強調
  • 現職で得た経験を活かせることをアピール

Q8. 30代後半でも転職できますか?

A. できます。ただし、職種によります。

30代後半でも転職しやすい職種:

  • CRA(経験者優遇)
  • 学術・MA(専門性重視)
  • DI(知識・経験重視)
  • QC/QA(経験者歓迎)

30代後半だと厳しい職種:

  • 公務員(年齢制限あり)
  • 未経験歓迎のポテンシャル採用(20代優遇)

30代後半の転職成功のカギ:

  1. これまでの経験・実績を明確に
  2. 専門性をアピール
  3. マネジメント経験があれば強調
  4. 「即戦力」であることを伝える

Q9. 病院・薬局以外の経験がなくても大丈夫ですか?

A. 全く問題ありません。

むしろ、病院・薬局での経験は企業で高く評価されます。

企業が評価する病院・薬局経験:

  • 医療知識(薬の知識、疾患の理解)
  • 医師とのコミュニケーション経験
  • 患者対応力
  • チーム医療の経験
  • 正確性・丁寧さ

これらは全て、企業で求められるスキルです。


Q10. 転職して後悔することはありますか?

A. 正直、ほとんどありません。

強いて言えば:

  • 最初の数ヶ月は覚えることが多くて大変
  • 患者さんと直接関わる機会が減った
  • 薬の調剤スキルは使わなくなった

でも、それ以上に得たものの方が圧倒的に大きいです。

転職して得たもの:

  • 毎週末の自由な時間
  • 家族・友人との時間
  • 趣味を楽しむ余裕
  • 精神的な安定
  • 年収アップ
  • 新しいキャリアの可能性

後悔しないためのポイント:自分の価値観を明確にすること

「何を大切にしたいか」を明確にしてから転職すれば、後悔する可能性は低いです。


【まとめ】土日休みの薬剤師人生は実現できる

「薬剤師は土日休めない」「それが普通」って思い込んでいた私にとって、こんなに選択肢があると知れただけで、世界が広がりました。

この記事のポイント:

  1. 薬剤師で土日休みは十分実現可能
  2. CRA、CRC、DI、学術など8つの選択肢がある
  3. 未経験からでも転職できる
  4. 年収アップも狙える
  5. エージェントを活用すれば成功率が上がる

私が転職で得た3つのもの:

  1. 💰 年収100万円以上アップ
  2. ⏰ 完全土日休み+在宅勤務
  3. 😊 人生の質の向上

最後に:一歩踏み出す勇気を

転職って、最初の一歩が一番怖いですよね。

私も「本当に転職していいのかな」
「失敗したらどうしよう」って、
何度も不安になりました。

でも、一歩踏み出してみたら、想像以上に道が開けました。

「今の働き方、このままでいいのかな?」

そう思ったなら、それが変わるべきサインです。

いきなり転職を決める必要はありません。

まずは情報を集めて、選択肢を知ることから始めてみてください。

この記事があなたの一歩を踏み出すきっかけになれば、とても嬉しいです。

何か質問があれば、お問い合わせフォームからどうぞ!